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  • 2025 #09 黄色い小花ボール – Yellow Mini-Flower Ball

    2025 #09 黄色い小花ボール – Yellow Mini-Flower Ball

    前回の紫陽花の学びを活かして、今までの歴代ボールたちでは一枚一枚の花弁として扱っていた部分を、小花にしてみた。

    今回わざと色はランダムにはせず、ボールに頂点を定めて、その場所ベースに対称になるように配置した。

    メリットは、編むときに迷わないこと。

    デメリットは、なんちょっと、…見たときにおもしろくないかもしれない。

    使用ビーズ類

    • miyuki DB233 セイロン中染 黄
    • miyuki DB623 オパール銀引き着色 黄
    • miyuki DB721 黄ギョク
    • miyuki DB742 ツヤ消 金茶スキ
    • miyuki DB743 ツヤ消 イエロースキ
    • miyuki DB794 ツヤ消 オレンジギョク着色(茶色)
    • miyuki DB656 緑ギョク着色
    • TOHO NO.41 一分竹 白ギョク
    • miyuki モノコード #60
    • 26mm プラスチック鈴

    実物

    つくり方・工夫

    黄色〜オレンジ寄りのビーズを集めるのがまず楽しい!

    白ギョクのラティスは、一つ一つ区切られた花壇のようにも見えて、とても可愛らしく仕上がったなと。

    吊り下げの写真からわかるように、今回は花の配置を基本固定。けど、全部の面で同じ見た目にはできないので、見る角度によっても印象が変わるボールになった。

  • 2025 #08 紫陽花 v2 – Hydrangea Ball ver.2

    2025 #08 紫陽花 v2 – Hydrangea Ball ver.2

    これまで対称な花ばかりを作ってきたけれど、花弁の色をそれぞれ変えるような形で、紫陽花のボール状の花を表現できないかとトライ。

    結論、色をランダムに散らすのが一番難しかった。規則的に散らすのは難しい…

    使用ビーズ類

    • miyuki DB200 白ギョク
    • miyuki DB800 ツヤ消し 白ギョク着色(くすみピンク)
    • miyuki DB1379 白ギョク着色(紫)
    • miyuki DB725 水ギョク
    • miyuki DB177 カプリブルースキAB
    • miyuki DB1497-1 白ギョクエナメル焼付け(ペールブルー)
    • miyuki DB688 半ツヤ消 グリーン銀引き着色
    • miyuki DB724 緑ギョク
    • miyuki H64 #14 一分竹 ペリドット銀引き
    • TOHO No.161 一分竹 クリスタルAB
    • miyuki モノコード #60
    • 26mm プラスチック鈴

    実物

    つくり方・工夫

    基本の三角形のバンブーにはクリスタルABを使って、葉っぱに乗る雨露を表現しようとしたけれども、これはうまく行ったか微妙。

    色合いはなかなか紫陽花らしくできて、オンラインで見せた人にも「紫陽花かわいい!」のコメントを初見でもらうことができました。

    設計図を描かずにはじめたもんだから、同じ色が隣り合わないようにするのがけっこう大変、でも楽しい作業でした。

    モノコード 360cm 切り出すと、だいたいボール一つ編むのにちょうど良さそうだなというのが見えてきた。

  • 2025 #07 白花珠 – White Flower Ball

    2025 #07 白花珠 – White Flower Ball

    王道の白い花を作りたかった。

    なんか配色に黄色と紫が混じったのは、Violet Ball のときからほんのり頭にあったパンジーがモチーフな気がする。

    でも、パンジーならもう少しやりようがあるので、このボールには名付けないでおこうかな。

    使用ビーズ類

    • miyuki DB200 白ギョク
    • miyuki DB721 黄ギョク
    • miyuki DB1206 ダークペリドット銀引き
    • miyuki DB1315 クリスタル着色(紫)
    • miyuki H64 #14 一分竹 ペリドット銀引き
    • miyuki モノコード#60
    • 26mm プラスチック鈴

    実物

    つくり方・工夫

    これはあんまり工夫はないかも?

    編み方はバンブーボールの通りで、ビーズの種類の差し替えもない。単純に配色勝負。

    花心を紫にしたのと、そのサイドに少しだけ散らした黄色がお気に入り。

    葉に使ったのは DB1206 でしたが、これを DB147 にするとほぼ竹ビーズと同化する。

  • 2025 #06 紅華 – Reddish Flower Ball

    2025 #06 紅華 – Reddish Flower Ball

    花の色は二色に戻したけれども、配置を変えたバージョン。

    なんかちょっと撫子っぽいか?とも思ったけれど、名も無き紅い華ということで。

    使用ビーズ類

    • miyuki DB210 白ギョク焼付けラスターラベンダー(不透明ピンク)
    • miyuki DB362 ツヤ消 赤ギョクラスター(ピンクがかった赤)
    • miyuki DB766 ツヤ消 ペリドットスキ
    • 謎だけど多分TOHOの丸小ビーズ金
    • miyuki H3969 #3080 一分竹ミックスからゴールド銀引き
    • miyuki モノコード#60
    • 26mm プラスチック鈴

    実物

    つくり方・工夫

    基本はバンブーボールのままだけど、まずラティスの大半をデリカビーズに変更。

    ここを五列とも変更すると26mmを包めなくなるんだけど、端を竹ビーズにしておけば幅が保たれてサイズを維持できる。

    花はピンクと紅の二色で表現。ちょっと緑が淡すぎたかもしれないなというのが、今の反省点。

  • 2025 #05 紫陽花 – Hydrangea Ball

    2025 #05 紫陽花 – Hydrangea Ball

    Violet Ball で花弁を二色にしたので、三色にしたらどうなる?と思って配色した次のボール。

    より向きが大事になったけど、結果としてなかなかよい感じになりました。

    使用ビーズ類

    • miyuki DB177 カプリブルースキAB
    • miyuki DB200 白ギョク
    • miyuki DB725 水ギョク
    • miyuki DB754 ツヤ消 緑ギョク
    • miyuki DB769 ツヤ消 ダークブラウンスキ
    • miyuki H3969 #3080 一分竹ミックスの中から緑の銀引き(#16 に近そう)
    • miyuki モノコード #60
    • 26mm プラスチック鈴

    実物

    つくり方・工夫

    花を三色にして、どう印象が変わるか見てみた!濃いめの青から白へのグラデーション。

    あと、ラティスの竹ビーズの間に同系色のデリカビーズを入れて、竹竹竹竹竹!のギラつきを減らしてみた。

    ちょっと色合い的に緑が強い気もするけど、DB177が朝露をのせたような光を添えてくれたので、なかなかいいバランス!色合いとしては青みの強い紫陽花風味。

    竹ビーズも銀引きではないのを使っていれば、もう少し花を目立たせられたかもしれないとは思ってる。

  • 2025 #04 淡紫花 – Violet Ball

    2025 #04 淡紫花 – Violet Ball

    次に作ったボールは、スミレを意識したカラーリング。

    花びらに複数の色を入れて、立体感を出したいなと思ってつくったもの。

    この紫の色がとても好き、特にクリアカラーの方。クリアなので近くの色も拾うだろうし、多分まだまだ可能性のあるカラーだと思う。

    竹ビーズに白を使ったら、フレンチシックなラティスのようになった。全体にすごくバランスがよくなったなって思ってるお気に入り。

    使用ビーズ類

    • miyuki DB144 ライトブラウン銀引き
    • miyuki DB797 ツヤ消 緑ギョク着色(アイビーグリーン)
    • miyuki DB1312 クリスタル着色(紫)
    • miyuki DB1379 白ギョク着色(ラベンダー)
    • TOHO NO.41 一分竹 白ギョク
    • miyuki モノコード #60
    • 26mm プラスチック鈴

    実物

    つくり方・工夫

    編み方とビーズ配置は本のとおりのままだけど、花弁にあたるところに二色入れるので、はぎ合わせモチーフに表裏の概念が生まれたよ。

    (実は Starry Ball も光を散らしていたので、表裏の概念はあったけど、こっちのほうがわかりやすい)

    花弁の一辺を濃いめの色にすることで、重なりも表現できてメリハリがついた。

    あまり強い意志なくえらんだ葉のモスグリーンも、花心のダークゴールドも、全体がひきしまって結果的にいい噛み合わせ!

  • 2025 #03 夜空 – Starry Ball

    2025 #03 夜空 – Starry Ball

    第三弾は、夜空と星をイメージしたボール。これはキラキラも星の具合も、あちこちに散りばめた光も結構お気に入り。

    クリスマスツリーに下げてもいい色合いかな、と思ってる。

    使用ビーズ類

    • miyuki DB41 クリスタル銀引き(シルバー)
    • miyuki DB216 ラピスギョクラスター
    • miyuki #3080 一分竹ミックスの中からクリスタル銀引き(多分、#1 と同じ)、コバルト銀引き(多分、#20 と同じ)
    • miyuki モノコード #60
    • プラスチック鈴 26mm

    実物

    つくり方・工夫

    編み方とビーズ配置は本のとおり

    カラーリングでかなり工夫できた点があり、

    • Camellia Ball より花弁部分を削って星のかたちに近づけた
    • Camellia Ball では葉にしていた部分を Mary Quantish Ball と同じく背景に同化させつつ、片方は星と同じ色にして光を表現
    • これまでのボールは竹ビーズは同じ色を並べていたけど、コバルト銀引きの間に星と同じクリスタル銀引きをはさんで、こちらも光を表現

    このつくり方は、個人的にかなり!満足。

  • 2025 #02 白黒花 – Mary Quantish Ball

    2025 #02 白黒花 – Mary Quantish Ball

    第二弾は、シックさを狙ったモノトーンボール。

    何かっぽい配色だよな、って思ってあとから調べたら Mary Quant がまさに!

    人に話すときに勘違いして Marie claire と言ってしまった自分が恥ずかしい。

    ちなみに実は自分ではあまり気に入ってないんだけど、理由が言語化できてない。

    使用ビーズ類

    • miyuki DB10 黒
    • miyuki DB41 クリスタル銀引き(シルバー)
    • miyuki DB221 アラバス銀引き
    • miyuki #3080 一分竹ミックスの中からクリスタル銀引き(多分、#1 と同じ)
    • miyuki モノコード #60
    • 26mm プラスチック鈴

    実物

    つくり方・工夫

    基本は本のとおり

    Camellia Ball では緑を置いて葉に見立てていたところを、竹ビーズと同じクリスタル銀引きにすることで、より花と背景をくっきり区切れるかなと思ったトライ。

    花心も思い切ってクリスタル銀引きにするべきだったか?と反省してる。シルクホワイト、これはこれでステキなんだけど、活かしきれなかったなあ。

  • 2025 #01 椿 – Camellia Ball

    2025 #01 椿 – Camellia Ball

    西さんの本を見てつくった第一弾は、和のカラーリング。

    本のとおり、あっさりした色合いのものをつくろうと思ったんだけど、段の数えまちがえをくり返して…色、変えたらいいんじゃ?ってなったよね。

    もともと、このビースボールの柄の出方は正12面体で、すなおに色を置いたら花っぽくなる。

    なので、手持ちのデリカビーズと一分竹から、椿イメージの色をチョイスしてみたよ。

    使用ビーズ類

    • miyuki DB791 ツヤ消 オレンジギョク着色(濃赤)
    • miyuki DB721 黄ギョク
    • miyuki DB656 緑ギョク着色(緑)
    • TOHO NO.49 一分竹 黒ギョク
    • miyuki モノコード #60
    • 26mm プラスチック鈴

    実物

    つくり方・工夫

    本のとおりで、全くアレンジなし

    ただし、本では40cmくらいに糸を切って、はぎ合わせをしていく手法になってるけど、自分は糸を長くとって作っては切ってはぎ合わせてる。

    こうすることで、最初から40cm単位に糸を切るより、作り終わったあとに捨てる糸が少なくなるメリットがある。

    けど、糸がなんどもなんどもビーズを通っているから、モノコードが少しずつ傷ついているなとは思ってる。まだ改善できそう。

  • はじめに – Prelude

    はじめに – Prelude

    実は、ビーズ手芸はかなり昔にやっていたことがある。さかのぼれば幼稚園のころ、穴の大きなウッドビーズにひもを通して遊んでたっけ。

    学生のころは、テグスやワイヤーでつなぐのが好きだった。

    大人になってからは、なぜか平面にあまり惹かれなくなって、立体編みに夢中に。とくに花編みのビーズボールを、いろんな色や大きさで作っていた。

    そのあと、一度は手芸用品をぜんぶ処分して、ビーズからも離れたけど──10年くらい経って、また気づけば戻ってきた。人生ってわからないね。

    今は、西さんの『はじめてのビーズボール』がバイブル。本に載っている基本のバンブーボールを軸に、いろんなアレンジを試してるところ。

    やるぞ!とまとめ買いした26mmプラスチック鈴、その数なんと100個。

    同じボールはひとつも作らないつもりで、日々色をならべていこうと思う。どこまで使い切れるかな?ちょっとした挑戦を、よければぜひ見守ってね。